魚油の集荷からはじまった三昌のルーツを今に受け継ぐ油肥糧部。現在は魚油を自社工場で精製加工し、主に養殖魚用飼料の原料として四国や九州、海外へ出荷しています。その中でもスケソウダラの油を原料とした水産用油脂「サンオイル」のブランドは業界内で広く認知され、魚の健康を守るオイルとして養殖業者様にご愛顧いただいています。長年の技術と経験に裏打ちされた高品質なものづくりで、ブリ、ハマチ、タイやうなぎなど安全で美味しい食材提供の一端を担い、魚大国である日本の食文化を支え続けます。
そのほか原料課では、食品メーカーの良質な余剰資源を飼料や肥料の原料として再生する事業の企画・製造・販売をプロデュース。限りある資源の有効活用をモットーとしています。
油肥糧部 事業ミッション
ひとりひとりが成長し続け、やりがいを感じることで生まれる力を結集した、魚油をはじめとする養魚飼料原料を提供します
三重県最大の飼料特約店として営業スタッフによる万全のサービス体制を敷き、鶏・豚・牛などの畜産用配合飼料や単味飼料をはじめ、牧草類・畜産用資材を幅広く生産農家の方々に供給しています。お客様との信頼関係を大切に、長年にわたり培ってきたノウハウとネットワークを駆使しながら、経営状況の改善や安心・安全で美味しい卵や肉を効率よく生産するためのトータル的なサポートを行い、幅広いご要望にお応えするコンサルティング企業を目指しています。
資本業務提携による東京オフィス・新潟支店の開設、ブランド牛に強みを持つ南勢での展開など、畜産飼料販売エリアおよび販売数の拡大に向けた戦略を加速させ、全国販売・全国展開へと今後も挑戦し続けます。
三重県松阪市に配送センターを構え、主に牛の肥育農家の方々に向けて配合飼料や牧草類、畜産環境資材を供給しています。また畜産アドバイザーである専門スタッフが日本三大ブランドの一つである松阪牛、肉の横綱と称される伊賀牛の生産者様および肥育牛に寄り添い、抱えられるお悩みの解決を目指して迅速かつ柔軟な対応やアドバイスに努めています。今後は松阪エリアでのブランド牛のノウハウを生かして、他県への営業活動を展開するとともに、環境問題（牛糞処理）においてのアドバイスやその後の飼料販売、JA様との連携による商材販売などにも取り組んでいきます。
飼料部 事業ミッション
地域に欠かせない畜産のリーディング企業として、増量、増客を達成し、
成果の上がるチームを作る。
新潟支店
三昌物産では新潟市に位置する「株式会社信和商会」と2018年3月より資本業務提携し、信和商会内に新潟支店を開設。信和商会の飼料販売事業を譲り受けました。主に新潟県や上越地域の畜産農家様に向けて、豚・鶏・牛の配合飼料などを供給しています。メーカー様との取り組みや、本社との密な報告・連絡・相談、情報共有などにより連携を取るとともに、人材育成や営業力強化に注力し、強い団結力で関東甲信越地方へのシェア拡大をすすめていきます。
飼料部 事業ミッション
地域に欠かせない畜産のリーディング企業として、増量、増客を達成し、成果の上がるチームを作る。
FSSC2200認証取得 東海地域最大級の鶏肉パックセンターにて、徹底した品質管理を
行っています。アレルギー対応などきめ細やかな自社開発を行い、高品質な鶏肉を
日々生産し、お客様のもとへお届けしております。
畜産部 事業ミッション
日本一のプロセスセンターとなり雇用の拡大と社会課題を解決する
パックセンター
2013年1月にFSSC22000の認証を取得しました。本認証は、食品業界のあらゆる組織に向けた食品安全マネジメントシステムの国際規格で、2010年2月に食品安全スキームの1つとしてGFSIによって承認されております。また、ISO22000の認証も同時に取得しました。大手量販店や地元学校給食など、東海エリアを中心に鶏肉のパック商品や味付肉などの鶏肉加工品をご提供しています。365日稼働の生産体制を整え、万全のスタッフ配置と高速ラインの導入などにより1日に約3万パックを製造。効率化・スピード化をすすめています。加えて、アレルギー物質を含む原材料への対応など、徹底した衛生管理のもと、安心安全で高品質な商品の提供に日々努めています。今後は、地域販売を続けながらも他エリアへと販売エリア拡大を目指していきます。
●FSSC22000認証取得
●ISO22000認証取得
| 設備名称 | 設備能力 |
|---|---|
| 高速包装値付ライン | 1500P/ｈ×3本 |
| 中速包装値付ライン | 700P/ｈ×2本 |
| 低温高湿ミスト 解凍システム |
8トン/日 |
| 陽圧空調設備 | 2式 |
| マルチスライサー | 200kg/ｈ |
| ミートチョッパー | 300kg/ｈ |
| ニーダー(ミキサー) | 200kg/回 |
| アレルギー対応工場 | (1F･2F)階層分け |
| 惣菜対応工場 |
2021.4現在
鶏肉を中心とした加工食品を生産しています。
安心安全な生産体制と歴史に培われた「美味しさ」、時代を先取りした開発力で全国のお客様のお手伝いをさせて頂きます。
食品部 事業ミッション
『ひとのやらんことをやる』チキン加工品を中心とした独自性の高い商品・サービスの構築
主な商品
国産ローストレッグ 2種類の醤油を特別にブレンドした漬け込みダレに、隠し味のワインを加えた伝統の味は全国でも評判で、日本各地のご家庭でお楽しみいただいております。
国産丸焼きチキン
ご馳走感の王様。
一羽丸々と焼き上げを行っており、国産、地鶏、ターキーと各鶏種の製造販売を行っています。
第二工場
鶏肉が原料となる唐揚げや肉団子などの加工品を製造し、大手量販店などの惣菜商品として出荷しています。唐揚げは1日に約2トン、主力商品「ローストレッグ（ローストチキン）」は、クリスマスシーズンになると1日約2万本を生産しています。
2018年に工場設立以来の全面リニューアル化に伴い、オーブンの新ライン導入やトンネルフリーザーを更新し、より多様なニーズにお応えできる工場として生まれ変わりました。最新のCIPシステム導入により清浄度を大幅に向上させるなど衛生管理を徹底させ、品質には万全を期して安全で美味しい商品を提供しています。
また、クリスマスには児童養護施設などにローストレッグを寄贈し、地域貢献を目指しています。●ISO9001認証取得
| 設備名称 | 設備能力 |
|---|---|
| 解凍機 | 500kg/h×2基 |
| 真空タンブラー | 500kg/h×2基 |
| 団子成型機 | 500kg/h |
| フライヤー | 500kg/ｈ |
| トンネルスチーマー | 500kg/h |
| MPOオーブン | 350kg/ｈ |
| ジェットオーブン | 300kg/ｈ |
| トンネルフリーザー | 350kg/ｈ |
| 真空包装機 | 一式 |
| 金属探知機 | 一式 |
第三工場（スモーク工場）
伊勢志摩サミット三重県産加工食品にも選定された「伊勢名物 鶏めしの素」や、燻製商品「スモークド・ササミ パトリシャン」などの当社人気商品をはじめ、百貨店に向けたギフト商品や大手量販店のプライベートブランド商品の製造を行っています。全国に販路を持ち、高速道路パーキングエリアなどの土産店、コンビニエンスストアなどでも展開されています。
真空パックにされた商品をそのままの状態で殺菌する「レトルト殺菌機及び低温加熱殺菌機」の導入により、殺菌時や殺菌後、常温での長時間の品質保存を可能にしました。最近では非常時などの保存食としても見直されています。燻製商品には
国産山桜チップ100%を使用し、じっくりと時間をかけてスモークするなど作業一つ一つを手間暇をかけて、美味しさを追求しています。
●SQFファンダメンタルズ認証取得
●ISO9001認証取得
| 設備名称 | 設備能力 |
|---|---|
| レトルト殺菌機 | 2000kg/日 |
| スモークハウス | 4000㎏/日 |
| 真空タンブラー | 100㎏/回 |
| ロータリー真空包装機 | 1000袋/ｈ |
| 自動計量機 | 一式 |
| X線探知機 | 一式 |
| 金属探知機 | 一式 |
レトルト殺菌機及び低温加熱殺菌機
当社では生産・販売される鶏肉および鶏肉加工品の安全性を徹底的に追求し、「安心・安全・正直」の品質を消費者のみなさまへお届けできるよう品質管理部を設けております。
品質管理部では専任の検査員らによる原料・工程・製品の検査を実施するとともに、工場内の衛生環境の調査を定期的に行い、衛生環境が適切であることを日々確認しております。また食品表示検定資格取得者が食品表示の設計に携わっているほか、全従業員に向けた食品安全に関する社内研修を開催し、衛生面での社内教育や指導にも努めています。
2019年には新たに商品開発課が立ち上がり、お客様のニーズに即した新商品の開発に取り組んでいます。
会社全体の総務・経理・システム業務を一貫して担うセクションです。システム課では、自社工場内に設置された値付けや計量の機器とも連動させながら、大手量販店の受発注システムを整えています。経理課では会社の金庫番として入出金を管理。総務課では給与、人事、労務、社会保険などに関する業務のほか、近鉄四日市駅付近の三昌ビルや、コンビニエンスストア・ガソリンスタンド・太陽光発電といった土地や建物の不動産管理業務も行っています。
誠興物産本社内、JR日本橋駅から徒歩２分の立地に三昌物産の営業拠点として「東京オフィス」を2018年1月に開設しました。小売店を全国展開する企業本社への鶏肉加工食品の営業強化、畜産飼料メーカー本社への営業強化など、情報が集中する都心での拠点開設により東京での事業拡大を図り、一段の成長に向けてチャレンジしていきます。
